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子に対する親の務めは??

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新聞の広告にもよく載っていて、書店に並べてあるのをよく見かける、
ムーギー・キム/ミセス・パンプキンによる「一流の育て方」を読みました。

本書は、キムさんが色々な会社で優秀な人材に出会って、
「こんな立派な学生さんたちの親の顔が見てみたい!!」ということから、
学生さんにアンケートを取り、それらをまとめた部分と、
キムさんのお母さんであるミセス・パンプキンさんが解説している部分からなります。

色々なアドバイスがありましたが、取り入れてこれから気を付けていこうと
思ったのは、以下のようなことです。
1.親が子どもの適性を踏まえた上で、子供が考えるための材料を集め、
  選択肢の中から子どもに選ばせる。子どもの判断力を養う訓練になるので。
2.「他人や大勢の意見と違うことを恐れるな!!」と教える。
  自分の考えや何をすべきかを自分で決める習慣をつけることで主体性が育つから。
3.一生懸命に取り組んでいるときには、惜しみなく応援し、一生懸命でないときは
  こっぴどく叱る。なまけ癖は、人生全般に大きな悪影響を及ぼすため。
4.失敗を率直に認め、包み隠さず、失敗の原因を自ら考えることの大切さを教える。
  たくさん失敗を経験することで、思うようにいかないことに対する対処法や
  乗り越え方を学ぶから。
5.わたし(親)は動物の調教師ではなく、大切なわが子の教育者であるので、
  大事なことほど誠実に教え諭し、子どもが自発的に過ちに気づくように仕向ける。
  親にはこのようにしてほしいという子どもの期待が、
  親が子どもにこうしてほしいと期待するものより大きいため。
6.勉強の時間を苦しい時間にしない!!朝起きれば歯を磨くのと同じように、
  家族の自然な生活リズムに子どもの勉強時間を組み入れる。
  習慣になると、主体的に取り組むようになるから。
7.大人には当たり前な学歴社会の実情は、子どもには伝えないとわからないので、
  いつか目標が見つかったときに、選択肢を狭めないために
  勉強が大切だということを教える。

他にもありましたが、かなり長文になってますので、これぐらいにしておきますね。

では、最後に誤解がないように付け加えておきたいのですが、
子育て本は色々なアドバイスを教えてくれるけど、
そのとおりに育てるのが大事なのではない!!ということ。

また、この著者であるミセス・パンプキンもおわりにで書かれていますが、
明るく笑って無償の愛情を注げば、親の責任は十二分に果たせているそうです。

子育てについて色々と考える材料として、この本はおすすめです!!