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ベストセラーを読んで

ベストセラーだからという理由では本を購入しないのですが、
この度は最新情報ということで、思わず手に取った次第です。

やはり、胃がんを患っている父が食事や運動といった生活で
何か改善できることがあればと。。。

さて、その本とは、牧田善二著「医者が教える食事術
最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68」です。

目次を見ると、ポテトチップスは悪魔の食べ物、
食べる回数を増やしたほうが太らない、
オリーブオイルはやせる、辛口の白ワインはやせるなど、
とてもアイキャッチーなタイトルに目を引かれました。

しかし、著者の牧田医師は、以下、本書からの抜粋です。
「生化学という人間の体のメカニズムにそって、世界中の信頼すべき論文や
20万以上に及ぶ私の臨床経験を踏まえてお伝えしていきますので、
その内容は、よくありがちな俗説や自己流健康法、一部の論説を拡大解釈したような
ものとはまったく異なっています。」と書かれ、統計データや病気の仕組みも
簡潔に説明されています。

また、自分が糖質中毒かどうかチェックできるリストも掲載されていて、
自分の状態も分かると、内容について興味を持って読み進みやすく、
ベストセラーになる本とはこういうものかと感心しました。

さらに、本書で一番驚いたのは、新たに分かった情報から、
今まで常識であった、あるいは信じていたことが覆される点です。

先日みたNHKの番組「人体 神秘の巨大ネットワーク」でも同じことを感じました。
それは、新たに脳からだけでなく臓器から脳へ情報伝達がされていることが分かり、
筋肉や脂肪からも脳にメッセージを出しているということ。

以前は、医学部で筋肉や脂肪について教わることがあまりなかったそうですが、
最近の発見で臓器として扱われるようになったと聞いたときは、
そこまで軽視されていたのかと、かなりの驚きでしたし!!

色々な健康法がありますが、今分かっていることで一番良いと
推奨される健康法があるだけで、運動はコレ、身体にはこの食べ物、
これじゃないといけないものはない!!とわたしは考えます。

常識も身体も変わるものなので、方法も各々違っていいと思いました。

自分に合うかどうか、小さいことから、ひとつ一つ試しながら進んでいくことが、
遠回りのようでも、最善の方法かと!

また、健康法を試すときは、今までの思い込みを一旦置いといて、
止めたり始めたりするのが、おすすめです!!