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若冲と京(みやこ)の美術

ふくやま美術館で4/14から開催中の展覧会(来場者がもう既に1万人を突破)
を院長と一緒に観てきました。

「若冲と京の美術-京都 細見コレクションの精華-」です。

既に前売り券を購入していたので、受付ではチラシを貰うだけだと思っていました。

しかし、そこで受付の方から、シャガールの絵を常設展示で初公開しているとか、
ふくやま書道美術館のチラシを渡しながら、割引きもあると勧められたりとか、
こちらから一つも質問していないのに、積極的に展示について紹介されました。

今までこんなことは一度もなかったので、とても新鮮な驚きがありました!!

以前、65歳以上は無料で観覧できることを知らず、姑が観覧料を支払った後、
受付デスクの目立たない場所に「65歳以上観覧無料」の表示をたまたま見つけ、
払戻してもらったことを思い出しました。

年齢のことを聞くのは、難しさがあると分かるのですが、
もう少し配慮が欲しいと思ったのを覚えています。。。

「若冲と京の美術」展では、若冲のニワトリ愛が前面に出ているのを感じて、
とても微笑ましい気持ちで観覧できました。

あと、京の美術の精巧さに啞然としたり、美しく繊細な調度品には、
見たこともない小さなパーツがたくさん集まっていて、
「どうやって、何のために使うんだろう??」と思ったより、
楽しい発見がいくつもありました。

常設展示のシャガールも観ました。
彼のブルーは、爽やかさだけでない、幻想的な雰囲気があり、
ロマンティックでもあり、ウットリするほどです。

ふくやま書道美術館でも「京の雅―伊藤若冲と近世の画家たち」を開催中なので、
そちらも行ってみようと思います。

というのも、わたしの好きな曾我蕭白の掛け軸を一幅(いっぷく)
観覧できることを知ったので。

最近、有名な芸術家作品を観覧できるようになったふくやま美術館ほか、
身近な博物館など、都会での開催とは違いゆっくりと観覧できるので、
この機会にぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

ワクワク、ドキドキ、グイグイと引き込まれるかも。

おすすめです!!