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疲労の原因は!?

今までに乳酸が筋肉に溜まると肉体的に疲れると言われることがありました。

しかし、乳酸は疲労物質でないだけでなく、疲れを軽減してくれるとも知り、
とても驚きました。

また、肉体的な疲労と精神的な疲労を感じることがありますが、
両疲労の原因に違いはないそうです。

では、疲労の原因は、何かというと、自律神経とその中枢である「脳」!!

「肉体そのものは、疲れていないことが大半なのです。」と医学博士である
梶本修身「すべての疲労は脳が原因2<超実践編>」にありました。

かなり衝撃を受ける内容です。

活性酸素が体内に多く発生すると、疲労に繋がると聞いたことがありましたが、
自律神経や脳が疲労の原因であるとは!?

なので、自律神経に負担がかかると身体が疲れを感じなくても、疲労するし、
精神的に疲労感がなくても、疲労することがあるとも。

例えば、仕事で嫌なことがあってイライラするから、身体を動かして、
そんな気持ちを発散しようとジムに行くとします。

運動後は、スッキリ感と達成感などで疲労感は軽減したように感じます。

しかしながら、大量のエネルギーを使うと、多くの酸素が消費され、
活性酸素が大量に発生するので、酸化作用(=錆び付かせる)を進ませ、
身体の機能が正常に働かなくなるといいます。

従って、身体の機能を調整している自律神経を酷使することになり、
疲労感がなくても、脳に疲労が蓄積されるそうです。

自律神経の働きについては、以下の通りです。

また、活性酸素とは、呼吸で体内に取り入れた酸素のうち、1-2%が変化して、
ほかの物質を酸化させる力が強くなった酸素の総称だそうです。

活性酸素と聞いて、すぐ思いつくのが、シミ・しわなどの老化、
生活習慣病など癌の発生、ストレスなどの原因になる悪いもの役ですが、
それが適量であれば、体内に侵入してきた外敵ウィルスを攻撃し無力化するので、
有効な役割を果たしている良いもの役もします。

この本には、大量発生した活性酸素を除去して疲労軽減に役立つ食事や生活環境なども
紹介されています。

試したいものが多くありましたので、以下に3つ記載します。

1. よく噛むと十分に唾液が分泌され、疲れにくくなる!
唾液に含まれる酵素の1種に抗酸化作用を持つものがあるので。

ダイエットに興味がある方は、1口咀嚼30回を試したことがあるかもしれませんが、
こんな作用があると知れば、ずっと継続できる気がするかも。

2. 1口の水分補給でも疲労感は軽減できる!
脱水(無意識のものも含む)になると、心拍、血圧、血液循環などを整えるために
自律神経の負担が増えるので、1口でも水分が補給されると、
身体や脳が脱水の危機を逃れたと認知でき、脳疲労を減らせるため。

3. 朝は、音ではなく、自然の光で起きる!
突然近くで大きな音が鳴ると、急激に心拍や血圧が上がり、
それを調整する自律神経の負担が増し、疲れを誘発するし、
起きたときの熟睡感も下がり、日中の活動に悪影響を及ぼす可能性も。

なので、夜寝るときに窓のカーテンを少し開けて、朝日が入るようにすると、
光に反応して徐々に目覚められ、自律神経の負担がないため。

疲労を溜めない食事や生活をすることを心掛け、溜まってしまったら、
質の高い睡眠を充分取って、脳も身体も休める、おすすめです!