何かを取り入れて少しずつ良い状態を作っていくのではなく、
全て悪いものを排出して、空の状態から良い状態を作るほうが
効果的だと言いますが、急激な変化で体調を崩すことがあります。
無理な断食、特に、医療機関などで適切な指導を受けず
自己判断で長期間におよぶ断食は、絶対にしないでください。
また、薬を服用されている方、体力が低下している方、体調不良の方、
断食で生命に危険が及ぶこともありますので、
医師に相談してから行えるかどうか判断するようにして下さい。
幼児・高齢者などで階段を速足で昇り降りできないぐらいの方は、
断食を行わない方がいいです。
日本初の便秘外来を開設した順天堂大学医学部教授の小林弘幸医師による
著書にファスティング(医学的断食療法)が紹介されています。
便秘の解消や腸内フローラのバランスを安定させるためであれば、
休日の朝・昼の食事をジュースにするファスティングがお勧めだそうです。
現代人の食生活(栄養の偏りや不規則な生活習慣)の乱れから、
ストレスが増え、腸が疲れ、自律神経のバランスも崩れるので、
まず腸を休ませて悪いものを排出しやすくしていきましょう。
1つ注意点ですが、週末での半日ファスティングでは、
単に食事を1-2食抜いた不摂生な習慣にならないように、
ファスティングを行なっている最中は、
「今私はファスティングをしている!」と意識しながら行うと
良いそうです。
身体がリフレッシュでき、ストレスが減り、
乱れたバランスを整えていくことができ、
週末の暴飲暴食やダラダラ食べがなくなれば、
ダイエット効果も期待できます。
試してみて損はありません。
水分補給は忘れずに半日ファスティング、お試しあれ。