プロのマジシャンとして活躍していた経歴を持つリチャード・ワイズマン博士の著書
‟運のいい人、悪い人 運を鍛える四つの法則”から
「幸運のワークショップ」を紹介します。
ステップ1 幸運宣言に署名をする
ただし、これから長い時間をかけて、真剣に運を鍛える努力をする
覚悟があるかという質問に「イエス」と答えられる人だけ、
次の宣誓文を書き、最後は忘れずに署名をする。
私は運を鍛えたい。そのために自分の考え方や行動を変える努力をします。
ステップ2 幸運のスコアをつける
運を鍛える四つの法則それぞれに、12項目の質問があり、
点数を計算し、どの法則に力を入れるのかを意識して運を変えていく。
1.チャンスを最大限に広げる
2.虫の知らせを聞き逃さない
3.幸運を期待する
4.不運を幸運に変える
ステップ3 日常生活で実践する
運のいい人のように考えて行動する。
例えば、
「運のネットワーク」を築きそれを広げている。
肩の力を抜いて生きている。
新しい経験を喜んで受け入れる。
直観と本能に耳を傾ける。
決断してからいったん立ち止まる。
瞑想をする。
幸運が将来も続くだろうと期待している。
可能性がわずかでも目標を達成するために努力して、失敗してもあきらめない。
幸運を想像する。
不運のプラス面を見る。
不運も長い目で見れば最高の結果になると信じている。
不運にこだらわず、気分転換を上手にする。
積極的に行動して将来の不運を避ける。
ステップ4 幸運日記をつける
どんな幸運を経験したかを1ヶ月間記録する。
1日に1ページずつ、できるだけたくさんの幸運を並べてみる。
そして、毎朝この日記を開き、前の日に経験したことを読み返す。
ステップ5 一歩ずつ進む
普段より2、3人多くの初対面の人に話しかける、心の声に少しだけ
耳を傾ける、いつもより少しだけ前向きな期待をもつなど、
簡単なことから始めてみる。
1週間ほど続けると、幸運な出来事がほんの少し増え、そのことがきっかけで
これまで以上に幸運な人らしく考え、行動できるようになるので、
ゆっくりでも確実に運のいい人になれる。
成功法則は、数多くあります。どれを試してみてもいいと思います。
行動してみることでのみ成功の結果が得られるからです。
失敗法則は限られているので、事前に避けましょう。
失敗を避けるために知識や情報を取り込み、
成功するためには情報を取り込むだけでなく、行動を起こしましょう。
小さな1歩ずつの行動で運すらも鍛えられる、失うものはないと思いますので、
おすすめです。