先日、久しぶりに図書館で本を見て選ぼうとしていたら、
「もう、不満は言わない」というタイトルに目が釘付けになり、
思わず手に取っていました。
この本は、ウィル・ボウエン牧師が始められた運動、
A Complaint Free World(文句が存在しない世界)について
書かれています。
どのようなことをするかというと、
紫色のシリコンブレスレットを腕にはめ、文句などを言ったら
ブレスレットを右から左にはめ変え、言わなければそのままにして、
21日間連続で、不平不満、人を責める言葉、ゴシップなどを
口にしないように努めるということ。
よく天気や体調不良について、グチグチいうことがありますが、
言ったところで天気や体調がよくなったことがありますか??
嫌な空気が蔓延するだけで、何の解決にもならず、気分も...。
なので、なぜ不平不満が存在しない世界にしたほうがいいのかを
以下、本からの一部抜粋ですが、少し説明したいと思います。
『ゴシップや不平不満を口にする理由の一つに、話題になっている人に比べて、
自分をよくみせたいという気持ちがあります。
「少なくとも私はあれほどひどくない」といいたいのです。
誰かの欠点をあげつらう人は、自分はそんな欠点は持ってないし、
もっと立派な人間だというわけです。
つまり、不平不満をいうことは自慢にも通じます。
自慢する人は、決して人から好感をもたれません。』
結局、負のエネルギーに人がウンザリして去って行ってしまう
原因になるような不平不満は、自ら作り出さないようにしたほうがいいということ!!
ただし、この試みの途中、自分が不平を口にしていることに気づく段階に入ると、
不快な気分になることもあります。
でも、心の中でいくら思っても「愚痴・不平不満を口に出して言わない」
を続けていると、あら、不思議!!
イライラした気持ちをズルズル引きずらないで済む!!!
家では、要望は聞くけど、文句は聞かないと家族に公言して
「愚痴・不平不満を口に出して言わない」を試しています。
感情的な言葉を選ばないように、少し考えてから発する習慣がつくので、
ケンカになりにくいようです。
気持ちイイ状態を維持しやすくなるので、おすすめです!!