最近、秋が深まってきて、朝6時頃にまだ月や星が見え、夜が長くなったと感じます。
ちょっと前のNHKドラマでみたかったけどみられなかった、
小川糸さんの「ツバキ文具店」を学校のPTA図書で借りました。
ちょこちょこしたところで「そうそうなんかこの言葉いいよねー!!」
と雰囲気に共感できるので、心が少しホッと温まりながら読んでいます。
夜長におすすめなのは、本だけでなく、映画もですね!!
中野翠さんの『サンデー毎日』連載コラム(2016年)をまとめた本
「ぐうたら上等」で紹介されていた映画は、古い日本映画あり、アメリカの映画あり、
動物ものやスパイものなど、ジャンルも様々で紹介されています。
連載30年突破とあり、長いキャリアをお持ちの中野翠さんのエッセイ、
自分ネタを織り交ぜながら、軽快な文章でとても好感が持てました。
朝日新聞の漫画紹介をしている南信長さんの表現もわたしのお気に入り!!
「現代マンガの冒険者たち」というのを、図書館で借りて読んだのですが、
懐かしいのも、読みたいと思った漫画もたくさん掲載されています。
また、南信長さんの「マンガの食卓」も食欲の秋で楽しめそう!!
長い夜には、長編小説もGOOD!
院長がすすめるのは、宮部みゆきさんの「火車(かしゃ)」(1998年)
山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作だそうです。
590ページ、チャレンジングなボリュームですが、院長には珍しく、
面白いのでぐいぐい読んでいけると言っていました。
じわりじわりと「快」を得る、秋の夜長にぴったりです。