先日、精神科医の水島広子医師が書かれた本を読みました。
タイトルは、以下の通りです。
”対人関係療法のプロが教える誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ”
初っ端から、かなり衝撃を受けました。
というのも、「怒っている人は、困っている人」という解釈に!!
この解釈ひとつで、喧嘩をかう必要がなくなる、イライラする時間が短くなると
思いませんか?
なぜなら、「何に困っているの?」という質問する気持ちになれるからです。
それは、まるで子どもに「どうしたの?」と話しかけるかのよう!!
例えば、八つ当たりされていても、「この人、何か困ったことがあったんだなぁ~」と
考えられたら、余裕を持って話を聴けますよね。
会話している相手とは、理解しあいたいですから。
こんなふうに、怒っている人は、困っている人と解釈すれば、
理解しあいたい相手を助けたい気持ちは、自然と湧いてくるように思いました。
また、自分が怒っているときも、「わたし、何に困っているの?」と考えると、
嫌な感情をだらだらと引きずることなく、解決策を考えたりできるので、
ストレスを軽減できるようになるかもしれません。
「怒っている人は、困っている人」を心にとめて、怒られると攻撃されているとか、
人格を否定されたと考えず、「可哀そう、辛かったね!」とまず感じてみましょ!!
瞬間湯沸かし器のように感情を沸騰させずにいられたら、
ストレスに強くなったり、ストレスフリーに近づけるかも。
冷静に対処できると、不必要な言葉が減って、相手を傷つける可能性が低くなるかも。
些細なことかもしれませんが、ちょっとずつでも成長していけるように思いました。
—お知らせ—
私事で誠に勝手ながら、来週の月曜日、3/12ですが、
午前の診察をお休みいたします。
同日の午後3時から、通常通り営業いたします。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、
よろしくお願いいたします。