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困っている人は?

以前に、「怒っている人は、困っている人」であると知り、
とても驚いたと書きました。

では、困っている人は、どんな人?と思ったりしますよね。

先日、北西憲二(精神科医)「はじめての森田療法」という本を読んでいたら、
「困っている人は迷っている人、あるいは、引き受けられない人、待てない人」
とありました。

例えば、迷っている人は、
あーでもないこーでもないと悩んでいるうちに行動できなくなってしまうとか、
引き受けられない人は、
怒りにかられて、人に八つ当たりをしてしまうとか、
待てない人は、
ちょっと立ち止まって考えたら分かることでも、投げやりになるとか。。。

このような行動は、神経症でなくても、性格がせっかちだとか、神経質であるとか、
生真面目な人にはよくあることのように思いませんか?

なので、心の健康を保つために、人生を生きやすくするために、
森田療法の利用を進めている本もあります。

和田秀樹(精神科医)「自分をどう元気づけるか」です。
和田医師は、森田療法は、日本人に合った「こころの健康法」であると言います。

以下、森田療法の説明を抜粋します。
「森田療法とは、慈恵医大精神神経科・初代教授の森田正馬(もりたまさたけ)が
自らの神経症体験を通して創始した、入院を基本とする神経症の精神療法です。
 日本で生まれ、独自に発展したこの治療法の特徴は、神経症の不安や恐怖を
排除するのではなく「受け入れること」で「とらわれ」から脱出するという点、
また、自分の中にある健康な力や自然治癒力を最大限に生かしていく
という点にあります。」

以下をクリックすると、森田療法センターのサイトにジャンプします。
http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/morita/p02.html

身体の健康のためにも、心の健康は切り離せません。

森田療法を生活に取り入れ、悩みがあっても身動きが取れるようになる、
おすすめです!!