遅まきながら、羽海野チカ「ハチミツとクローバー」を読んでいます。
NHKで放映していた「三月のライオン」が春に終わってしまったので、
漫画「三月のライオン」の貸出待ちの間にハチクロもと欲張ってみました。
自分の片想いを思い出す?なんてロマンティックなものではありませんが、
久しぶりの恋愛漫画に感情移入しやすい(=浸れる)かなと考え、手に取りました。
軽い気持ちで読み始めたのですが、すっかり、どっぷり、入り込み、
感情を揺さぶられてます。
始めは、誰が主人公か、登場人物の見分けもハッキリしていなかったのですが。。。
一言でいうと、主な登場人物らの個性にもの凄いインパクトを感じるというか...
彼らの光や影のコントラストが強烈で、胸がギュッと苦しくなったりとか。
例えば、容姿も性格もとてもモテモテだけど、料理の感覚が大きくずれている、
すごく芸術の才能豊かである反面、両親に恵まれないとか。
「三月のライオン」(1巻~13巻未完)も泣きましたが、羽海野チカさんの長編作品、
「ハチミツとクローバー」(10巻完結)もかなり泣けます。
「もっと気楽になれればいいのに~。。。」とか、
「苦労してるんだね~、きっといいこともあるから~(泣)」とか
心で叫びつつ、だぁーだぁー涙が流れます。
自分の生活を色々考え考えするって、本当に大事なことなのねっと思いました。
10巻と聞くと長いようですが、繰り返し読むには、わたしは、
これぐらいの長さがいい雰囲気のような気がします。
生きづらさを感じたら、羽海野チカさんの長編漫画を読む!?
おすすめです!!