レシピを見ながら料理をすると、時間がかかってしまうので、同じメニューを
順繰り順繰りで食べています。
でも、そんな家庭料理が美味しくなるといいなぁとずっと思っていました。
そして、昨年夏に福山中央図書館で見つけたのが有元葉子さんの本
「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」です。
先日、やっと順番が回ってきたので、その本を参考にほうれん草炒めを
作ってみました。
野菜は、ほうれん草のみ、味付けは、塩コショウだけです。
べちゃっとせず、野菜の甘みを感じる炒めものになり、驚くばかり!!
コツは、以下の4点です。
1. 炒める前に、洗ったほうれん草の根元を水につける。(30分-1時間程度)
2. 鉄のフライパンを煙が出るくらいまで熱して、油を入れ、フライパンを傾け
油をなじませる。
3. ほうれん草を重ならないように広げて入れ、箸でかき混ぜず、暫くして
1度だけフライ返しでひっくり返す。
4. 炒め終わりに、塩コショウで味付けする。
他にも、ナスを油で素揚げするなら、油で揚げる直前にナスを切り、
洗ったり、あく抜きせず、高めの油でさっと揚げるだけ!!
ナスは、水分が多いので、高温の油に入れると中の水分がすぐに沸騰して
火が通るからだそう。
洗わない、あく抜きしないでいいって、めちゃくちゃ簡単ですよねー。
有元葉子さんの本、ちょっと手間をかけるものから、手間を省けるものまで、
目からうろこが満載の本でした。
家庭料理が美味しくなると、食事をもっと楽しめるようになると感じます。
1日に3回、より楽しい体験ができるかもしれないって、幸せですね。
「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」、おすすめです!