最近になって、断薬についての本を何冊か読んでいます。
断薬について調べていると、以下のような医師らの名前を見つけました。
(敬称略) 近藤誠、田島治、デイヴィッド・ヒーリー、松田史彦
そして、中でも断薬関係で一番有名と言っても過言ではないかと思われる
内海聡医師の著書、“[断薬]のススメ”を読みました。
内海医師の言葉遣いが厳しく、過激だと感じる表現もあります。
しかし、断薬するときに、何を変える必要があるかをハッキリと断定し、
何度も繰り返し教示しているところに、医師の本気さを感じます。
まずは、「意識、考え方、発想」を変えるのです。
頑張るとかいう意志の力ではなく、今までの思い込み、言い訳、方法、
今までの生活を全て変える必要があると言います。
例えば、以下のように、今までに行っていたことを書き出し、
どうして自分が病気になったのか考え抜くそうです。
・医師の言葉を鵜呑みにする
・何も考えず処方された薬を服用し続ける
・薬の副作用を疑わない
・薬が症状を治してくれると信じる
・「薬が症状を抑える=治る」と考える
・薬を止めた後の禁断症状をいかにして軽くするかばかり考える
・自分は悪くないと思う
・自分の症状やネガティブな感情にばかり意識を向ける
上記のような行動を繰り返していることに気づかないので、
自分が自分を病気にしたという自覚が足りないと言われています。
断薬すると決めたら、
誰かが、薬が治してくれるのではなく、自分で治すと信じること。
どのように生きたいか、どのように死にたいか考えること。
これからの生死を考えたうえで、それに沿った行動をすること。
楽しいことをたくさんして、いっぱい笑うこと。
自分の内側ばかりにとらわれず、外側、気を紛らわせる何かをするよう
意識を向けること。
病気の予防には、食事を変えること、解毒すること。
具体的な断薬や減薬の方法は、内海聡医師の“心の病に薬はいらない!”に
書かれているとあるので、興味のある方は、そちらを見てみてください。
また、この方法じゃないといけないというものはないと断言されています。
ホメオパシー医学、波動医学、量子医学、ナチュロパシーという自然療法的なもので
対処しようとする人、東洋医学や代替療法に頼る人もいるとも。
この方法なら100%誰にでも効果があると言えるものは、現在、ないのです。
さらに、断薬に成功したポイントを医師が解説したものもある、
断薬に成功した方々の体験談が“[断薬]のススメ”には多く記載されているので、
ここも大変参考になると思います。
自分で治すと信じられる方法で、薬害を除去し自分の責任を果たす、
時間がかかっても、楽じゃないからこそ、おすすめです!