桜が開花しましたね。
今年はどこで満開の桜が観れるか、あるいは、ピンクの花びら絨毯を観るのか、
分かりませんが、身体で直に季節を感じたくなります。
例年より早く、去年とは同じ開花宣言でしたが、3/22頃というのは、
公立学校の卒業式が終わり、これから入学式や新しい生活への期待が高まっていく
頃ではないかと。
そして、自分がひとり暮らしを始めたときのことを思い出してみると、
不安もあるけど、やってみたい気持ちのほうが大きかったように思います。
母から料理のレシピを貰ったり、料理番組を録画して、見よう見まねで
作ってみたりしてました。
今は、ネットでいつでもなんでも調べられるようになり、料理レシピなどを
紙の状態で保存しない傾向もあるかもしれませんが、調べられる本を
身近に置いておくのもいいものだと思いませんか?
おすすめは、以下の本です。
辰巳渚[著] あなたがひとりで生きていく時に知っておいてほしいこと
―ひとり暮らしの知恵と技術―
料理家の辰巳芳子さんと間違えて借りた本でしたが、本を読みながら、
涙が浮かぶのです。
「こんなに細やかに教えてくれるなんて、有り難い!愛情ってすごい!」
自分の母は、こんなに丁寧に教えることはなかったですが、気持ちは、
通じるところがあるのではないかと...
この本には、ひとり暮らしを始めて3週間から順に、3ヶ月、半年、1年と、
その時々で子どもに知ってほしい生活のことを詳細に書いてくれています。
ジーンと響く感じは、親が有り難いと素直に思えるからかも。
著者曰く、ひとり暮らしの大人が答え合わせするのにもおすすめだそうなので、
ぜひ読んでみてくださいませ。