福山シネマモードで公開中(6/13迄)の映画、マイ・ブックショップを
観てきました。
この映画は、イギリスの小説をもとに監督が脚本も担当されたそうです。
監督は、スペインのバルセロナ出身で、今作でゴヤ賞(スペインの映画賞)を
3冠で受賞したイザベル・コイシェさん。
読書によって、孤独について語り合える友人と出会えることもあるという
イザベル・コイシェ監督は、本が好きで、本屋さんで本を選ぶことも好きとか。
原作者ペネロピ・フィッツジェラルドの小説「ブックショップ」は、
タイトルに惹かれて、買わなければと思ったそうです。
本が私を見つけてくれたとも言われてました。
作り手である監督さんにそのような愛情があるから、映画にとても感情移入
しやすかったのかなと思います。
それと、哀しさを含みながらも美しい風景、英国らしい登場人物の服装、
ベッドルームのインテリア装飾、本屋さんのディスプレイと本棚など、
わたしのイメージで憧れる英国ものに溢れていました。
さらに、ブックショップの女主人の助手役でクリスティーンという少女を演じた
オナー・ニーフシーがとても可愛いところもめちゃくちゃ大好き!
https://eiga.com/person/317332/
着ているカーディガンやタイツなども含むすべての服装、フワフワの巻き毛、
ちょっと上から目線の口調、男の子が苦手というときの表情、中国製の漆塗りの
お盆を欲しいとねだるときの仲良さげないい雰囲気など。
お話が奇想天外で迫力満点とか、サスペンス感漂うゾクゾク感もないけど、
なんとも言えない心に染み入る感覚が得られたことは、珍しい体験かと。
文字を追いながら、映像もちゃんと観て、表情や雰囲気も感じられ、映画を
久しぶりにゆったりとした気持ちで堪能しました。
映画の中に360度ずぶずぶと浸りきった感は、快感です。
以下は、映画「マイ・ブックショップ」のストーリーを紹介するサイトです。
https://eiga.com/movie/90358/critic/
映画「マイ・ブックショップ」、特に、英国に憧れを持つ女子におすすめです!