9/1(日)午後5時まで開催中の特別展を観るために、ふくやま美術館に行って
来ました。
版画を観る気持ちで行ったのですが、今でも当時の版木を使って、制作されている
姿を録画した動画があったり、立体的に花びらなどの絵柄が盛り上がった壁紙も
あり、壁紙なのに紙ではなく、日本製の皮を使っていたり、と驚くことが沢山！
とても感激したウィリアム・モリスと英国の壁紙展です。
ふくやま美術館の一階部分のみでの展示ですが、見応え十分！！
美しいデザインを堪能できます。
また、いつもは特別展だけで、常設展示は観ないことが多いのですが、福山出身で
イタリアに在住していたことがある60年以上も美術作家の経歴があるということと、
美術手帖で紹介されていたことで興味が出て、プラス100円で2階の常設展示も
観られる券を購入しました。
以下は、「高橋秀 色彩と造形のあくなき探求」を紹介するサイトです。
https://bijutsutecho.com/exhibitions/4451
モダンアートは、なんとなく頭をひねるような、身体をよじらせてどの角度から
観たらとか、難しく考えたり、構えたりすることが多かったように思うのですが、
高橋秀さんの作品を観た後は、スッキリ感があり、気持ちよかったです。
色もはっきりしていたからか、アーティストの心が病んでる感がない、
あっけらかんとしたエネルギッシュな人だという印象で、とても楽しく観れました。
「高橋秀 色彩と造形のあくなき探求」の常設展示は、9/16(祝)まで。
ふくやま美術館の特別展(～9/1)、常設展(～9/16)ともに本物、おすすめです！
美術館とのコラボレーションとして、元町天満屋6階のカーテン売り場にモリス
デザインのカーテン生地などが販売されているとのこと。
アートショップの看板でお知らせされていたので、ワクワクした気持ちで、
こちらも観て来ました。
艶々した刺しゅう生地になると、紙に版画されたものとは、重厚感があるためか、
印象がかなり変わり、驚きました。
しかも、京都で織られていると聞き、さらにびっくり！
展覧会後に、モリスデザインのカーテン生地を触って、気持ちはかなり昂りました。
カーテン生地のメートル計り売りは、していないということでしたが、年中
商品は置いてあるそうなので、モリスの特別展が終了後でも観れます。
触感が得られるので、こちらも、ちょっとだけおすすめです！