スタッフ ブログ

やりたくないけど、仕方ない…

明日、水曜日の午前は、定休です。
午後は、午後3:00-8:00(最終受付7:30)で営業しています。

 

子どもに「やりたくないけど、仕方がない」という状況をつくらせるには、
自分で決めさせることだと、ぬまっちこと沼田晶弘先生は言います。

宿題をせずにダラダラとテレビを見たり、ゲームをしているときに、
「宿題ないの?」とか「宿題終わったの?」と子どもに聞いたり、
「早くしなさいっ!!」と声を荒げたりしなくてもいい方法だと。

その方法とは、「何時から宿題やるの?」とただ聞くだけ!

子どもが7時からと答えたら、7時だねと確認するだけで、
それ以上うるさく言わないのもこの方法のコツ。

子どもは自分で時間を決めて答えることになるので、
その時間になったと教えれば、約束したことなので、
渋々でもやらざるを得なくなるから。

できないと思っていることをできるに変える質問にすると、
子どもも大人もストレスが少なくて済むので、効率がいい!!

今、うちでは、子どもが100回めんどくさいを言ったら、
4年生を機に辞めた学童に戻ると約束しています。
子どもは「めんどくさいを言わないとストレスが溜まるわ~」
と不満気ですが…

「めんどくさい」を言い換えて、使ってみてと提案しました。

例えば、こうすればできるとか、何分後ならできるとか、
こうしたら早くなるとか。

「できない」ではなく、「なんとかできる」に
言い換える練習をしてほしい気持ちから。

でも、「めんどくさい」が「め、くさい」という違う単語に
変わってしまって、わたしの意図は伝わらず、失敗(苦笑)

沼田晶弘先生の“家でできる「自信が持てる子」の育て方”に
何か参考になるものがあるかと思って読んでいました。

その本の中で、「家庭のルール」を外してみたとき、
子どもはどんな行動をとるでしょうか。気になりませんか?
と朝の支度を例に説明されているところがありました。

以下は、一部抜粋です。

朝食でも、着替えでも、「さあ、やりたいところから済ませちゃいなさい!」
といってやらせたら、親と子どもで食い違うことがあるかもしれません。
そのときは、なぜその順番でやりたいのか、
やったときどのような結果になると考えられるか、
子どもとしっかり話し合って決めたらいいと。

なぜなら、子どもはやりたいこと、好きなこと、得意なことは、
放っておいてもやりたがるので。

大人は、子どもの様子をじっくり観察して、興味ややる気に
ぽっと火が付く瞬間を見極めるといいのです。

火がついたら、燃料をどんどん投下して、燃え上がるように手助けしたり、
同じ燃料に飽きてしまわないように変えたり、燃料の量を変えて工夫し、
火が消えてしまわないよう努力するのが大人の役割だと言います。

子どもと目を合わせて見ることから始まり、変化に気づき、努力や結果を認め、
子どもと一緒に喜んだり悔しがったりすると、普段の言葉掛けや褒めるときでも
子どもに気持ちがきちんと通じるとも言われてました。

子どもから「こうやる!」と宣言してもらうように質問すること、
大人がちゃんと子どもを見ていると分かるように接することが、
子どもの自信ややる気に繋がるのだと分かりました。

子どもと同じ土俵で、大人が苦手なことを努力している姿を見せることも
子どもに気持ちが伝わる方法のひとつだとも。

ちょっと気をつければ、日常的に使えそうです。
試してみよう。

 

 

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