スタッフ ブログ

贈与でできているって?

日曜日は、定休日のため、お休みです。

7/5(月)の予約ができる時間枠は、以下の通り、
余裕があります。参考にしてくださいませ。

午前 11:00 11:30    
午後 3:30 4:00 4:30 5:00 5:30 6:30 7:00 7:30

新型コロナ感染拡大を予防する対策として、
父さんの健康保険OK整骨の治療で、2020年
4月26日から予約優先の受付を開始しました。

急な変更でお手数をおかけしますが、
三密(密閉、密集、密接)の重なりを避け、
患者さんの不安を軽減するためですので、
ご理解いただけると幸いです。

治療のご予約は、
電話番号084-959-2022
にお掛けください。

教育者で哲学研究者でもある
近内悠太氏のデビュー作、
”世界は贈与でできている”
と、考えたことありますか?

このタイトルだけでも衝撃ですが、
商品紹介も熱いです。

以下、”世界は贈与でできている”の
商品紹介からの抜粋です。
”【山本七平賞奨励賞(第29回)】
仕事のやりがい、生きる意味、大切な人とのつながり−。
なぜこれらを狂おしいほどに追い求めるのか。
どうすれば「幸福」に生きられるのか。
若き哲学者が、「贈与」や「言語」
「常識」の成り立ちを通して説き起こす。”

”2020年最有望の若き哲学者、「希望」のデビュー作
一見当たり前に存在しているこの「世界」の成り立ちを、
「贈与」や「言語」、「常識」の成り立ちを通して
説き起こした鮮烈なデビュー作。
人間の「こころ」の力動の機微をとらえる
近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある。
ウィトゲンシュタインと小松左京の本書を通しての
出会いは思考世界における一つの「事件」。
社会の見え方を一変させ、前向きに生きるために、
この本を処方せよ!
―――茂木健一郎(脳科学者)【商品解説】”

本の厚みがそれなりにあるので、
ちゃんと読み終わるかどうか、
始めは不安いっぱいでした。

以前観たことがある映画『ペイ・フォワード』で
描かれている贈与は、贈与の失敗の話だという
理由に驚かされ、一気に読めそうになったり、
忙しく気持ちが入れ替わりドキドキです。

トレバー少年(主人公)が被贈与という
「元手」を持たなかったので、
彼自身の未来との引き換えに
他者へ善意のパスを渡したから、
贈与ではなく犠牲を伴う交換、
*供犠(くぎ)になったと言われます。

*供犠(くぎ)とは、神に、いけにえを供える
宗教的・呪術的(じゅじゅつてき)儀式。

”…「贈与は受け取ることなく
開始することはできない」…が
贈与の原理の一つです。”というのが、
映画『ペイ・フォワード』の贈与は、
贈与の失敗を描いたという理由です。

いろいろ考えさせられるので、
ところどころ分からなくなり、
もうダメと何度も諦めそうに
なったときの話でした。

男性の母親が認知症を患い、毎日
16時なると外へ出ていってしまう
「徘徊」を繰り返す理由を見つけた
というもの。

男性が母親の外出を止めようとすると
わめきちらし暴力をふるうので、
ベテランの介護職員に相談しました。
介護職員は、母親の兄に連絡を取り、
「16時」に何かヒントはないかと
尋ねたら、幼かったころの息子が
幼稚園からバスで帰ってくる時間
ではないかと言われます。
そこで、介護職員が、
「今日は息子さん、幼稚園の
お泊り会で帰ってきませんよ。
バスも今日は来ませんよ。」と
言ったら、「そうだったかね?」
と言って部屋に戻ったそうです。

その日を境に「今日は帰ってきませんよ」と
説明するだけで、毎日16時の外出は無くなったと。

差出人がその場にいない贈与があるというのが、
かなりの驚きでした。

”「実はこの私を迎えに行っていたのか」と
気づいた時点において、母の行為が数十年の
時間を飛び越えて、今ここに贈与として
立ち現れたわけです。”

贈与は、それが贈与であると気づいた時点で、
贈与になることがあるので、贈与した人が
相手に必ず受け取ってもらえるとは限らない
ということがあるそうです。

SFのような時間を超越したロマンを感じるというか、
これこそ「お金で買えない」もの、贈与に相応しい
と思いました。

これからは、何のどこを見て、
どう想像を膨らませていこうかな?

どんな出来事にも贈与を見つけようと
前向きになれるかもしれません。

現在は、過去からの様々な贈与でできている
ことは間違いないので、わたしたちは日々
もっと幸せを感じてもよさそうですね。

よいお休みをお過ごしくださいませ。

[家族治療院、TEL(084)959-2022 FAX(084)924-2340]
[営業(受付)時間は、午前9:00-12:00、午後3:00-8:00(最終受付は午後7:30)]

[患者様の安全を保つため、駐車場と駐輪場は、分けて設置してます]

[駐車場は建物の後ろに4台分、駐輪場は建物の前に数台分確保しています]

[通院カルテは、コンピューター管理しているので、すぐに取り出し対応できます]

[患者様ごとに、シーツやリネンを交換し、衛生的な環境を保持しています]
[電気治療で使うパッドも使用したら、その都度紫外線消毒しています]

[個室で治療を行い、問診も個室で行っているので、個人のプライバシーが守られます]

[父さんの健康保険OK整骨は、問診→電気治療→手技でのマッサージの順でしています]
[東洋医学一筋25年以上の院長は、鍼、お灸だけでなく、矯正も提案し、行います]

[父さんの健康保険OK整骨では、急な痛み、怪我、交通事故の治療だけでなく、
慢性的な痛み、身体のメンテナンスや産前産後のための治療も行っています]

[各種スポーツでの痛みも診療し、ストレッチ指導なども行います]

[母さんのリフレパシー整体は、初診の場合、前日までの予約をお願いしています]

[母さんのリフレパシー整体は、着替え→問診・高濃度の炭酸足湯→
→手技での全身マッサージ→アフタードリンクの順です]

[リフレパシー整体では、トリガーポイントと経絡の考えを取り入れ施術してます]

[摘まみ離す、押し離す手技で全身に響かせ、血流の改善を促し、
痛みやシビレなどの症状を軽減していきます]