先日、原田治さんの著書「ぼくの美術ノート」を読んでいた。
「ゆくりなく見つけた。」という表現が2回ほど使われていて、
「なんだかいい雰囲気の見つけ方だなぁ~!!」と思っていたら、
普段使いしたい日本語として紹介している古語と分かった。
原田治さんは、カルビーのジャガイモのキャラクターのデザイン、
ミスタードーナツの景品とかオサムグッズの生みの親と言えば、
「知ってる!!知ってる!!」という方が多いかと。。。
グッズやキャラクターのデザインからアメリカンなイメージを
勝手に持っていたので、言葉遣いも勝手にカタカナ語をイメージしてました。
こんな素敵な日本語を日常的に使われたり、
残したい日本美術について語られているとは全く知りませんでした。
原田さんの作品と言葉遣いや考え方のギャップが素敵だと思ったので、
こんな素敵なことばを使っていたら私もギャップが素敵となるかな??
賢こそうに見られるかな??
そんなことを期待して、ちょっとずつ使ってみようと思います。
例えば、
小学校の卒業以来まったく連絡を取っていなかった同級生に
ゆくりなく(=偶然に、ばったり)出会った。
無くしたと思い込んでいたリングが
ゆくりなく(=思いがけず)見つかった!!
こんないい加減な感じが少しでも緩和されると嬉しいので、
カモフラージュするためにも素敵なことばを使うといいかも。