パワフルというか情熱的というか、年齢に制限を設けない方というのは、
いくつになってもやりたいことを始められるのだと感心しています!!
というのも、フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが
80歳にして初めて長編劇映画の監督・脚本を手掛けたという
「ボンジュール・アン」という映画を鑑賞してきたからです。
この話は、主人公のアンが耳が痛くて飛行機に乗れなくなり、
車で夫の仕事仲間(=フランス男)にカンヌからパリまで送ってもらうという
きっかけで始まります。
このフランス男はとてもまめな美食家で芸術にも知識があるモテ男くん、
途中でアンに興味がありそうな場所や名所などに立ち寄り、
先を急ぐアンには「パリは待ってくれるから。。。」と言い、連れまわします。
そして、車の故障というハプニングさえも楽しめるワクワクな旅にしていきます。
耳が痛いとしかめっ面だった主人公アンの表情も爽やかな風に吹かれるたびに
どんどん変わっていき、心穏やかでほのぼのとした車の旅を楽しめる物語です!!
7時間ほどで着く予定がかなり延びて2泊3日の旅になるのですが、
ドロドロの不倫ものと違い、大人の節度ある爽やかさが感じられました。
なかなか海外旅行に行けないとか、トキメキがないとか、あれこれないとか、
いろいろあるかと思いますが、映画で少しでも疑似体験する、ありです!!
心がわくわくしたり、ほんわかしたりするので、おすすめです!!
ちなみに、映画「ボンジュール・アン」は、
福山駅前シネマモードで8/18(金)10:00~が最終上映になってます。