本屋さんで目が釘付けになり、見かけるたびに購入を迷っていたのですが、
図書館で見つけたので、さっそく借りました!
その本とは、袴田尚弥(はかまた なおみ)「果物と野菜のゼリー」です。
何が目を引くと言っても、まず見た目の透明度。
スーッとする感じ、ツヤツヤ感、プルプル感、とにかくなまめかしくも
瑞々しい色艶がまるで赤ちゃんの肌のようでもあり、新鮮な血肉のようでもあり。。。
アガーという海藻を原料とした植物性のゼリーの素を使っているから、
無色透明さやプルンプルン感が出せるそうです。
以下は、ゼラチンと寒天との違いや使い方など、アガーの詳しい説明です。
http://taberugo.net/3322
この本でゼリーの印象がガラリと変わりました。
子どもの時にゼリーを作って以来、もう何十年も自作した記憶はないのですが、
子どものお弁当にミニカップゼリーを持たせるので、
学童クラブに通う夏休みはほぼ毎日目にしているものです。
袴田さんは、大人のゼリーを紹介したい、年中食べてほしいと書かれていましたが、
モダンアートを観るかのようで、食指はもちろんのこと、心も動かされました。
材料のアガーは、スーパーでは入手しにくいようですが、コープで購入できたり、
福山元町の天満屋の製菓コーナーにある富澤商店で取扱いがあるようです。
他では、料理教室で分けてくれます。
ホームメイドクッキング福山教室で手打ちパスタを習ったことがあるのですが、
何年前であろうとも会員であれば、今現在習っていなくても、購入できます。
「果物と野菜のゼリー」、料理本としても、写真集としても、とってもおすすめです!