日頃何事に対してもスピードを重視されることが多いように感じていますが、
自分が欲しい成果を出すためには、多ければいい、早ければいいという
効率だけではないと実感することがありました。
というのも、毎日来る日も来る日も空き時間に漫画を読んでいて、
長編漫画なので、次の巻から次の巻へとどんどん進めてしまいます。
ついつい先を急いで読んでしまい、細かいところを読み飛ばしたり、
絵を見たようでも見てなかったり。。。
なので、2回、3回読むと、涙ぐむ場面や楽しみが増えていくのを感じます。
特に、効果音、背景、登場人物の衣服でちょいちょい気付きがあります。
例えば、ハサミで新聞の記事を切り取るときの音が「シザッ、シザッ」と
表されていて、英語のscissors(シザーズ)を連想させニヤッとする
ポイントになるとか。
そこで、ふと、漫画を楽しむためには、少ない時間で早く読みおわろうとする、
効率を考えたような行動が必要だろうか？
効率を求めてばかりいると、見たり読んだりしたことを感じる暇がないような…
例えば、家事では、掃除機掛け、食器洗い、トイレやお風呂の掃除など、
早くきれいに終わらせたいことは、効率を優先させると満足度も上がります。
しかし、味わったり、ゆっくりと楽しみたいことは、すぐにでも取り掛かりたい
とは思っても、効率的に済ませようとは、考えません。
目的に合わせて、効率的にものごとを進める必要があるかどうかを一旦考えると
慌てなくていいかも。
そして、慌てることがなければ、ストレスも増えないように思いますし。
時間を節約する行動だけでなく、自分の目的を考えてから、効果的な行動をする！
これって「レバレッジ時間術」で著者の本田直之さんが言ってた
「時間に追われずに成果を上げる生活」を実現してほしいというのに
ちょっとだけ繋がるかも。