身体は、20歳をピークに衰え始めるといいます。
では、衰えのスピードを緩やかにするための方法は?
と考えはじめるかと思いますが、
本当にその方法を知ることが一番大事なことでしょうか?
なぜなら色々な情報がインターネットをはじめ、
TVや雑誌、本などで紹介されているのを
片っ端から試して合うかどうかみるのは大変なことだと思うからです。
また、人の身体には同じような傾向を持つことはありますが、
その時の肉体的な状態、精神的な状態、環境的な状況、習慣などは、
人それぞれで違います。従って、効果の出方も違います。
まず、身体の調子がいいとはどのような状態のことなのかを知り、
自分の状態を把握し、自分の身体で一番悪いと感じているところから
焦らずケアしていきましょう。
身体は、良くなったり、悪くなったりを繰り返し少しずつ変化していくので、
結果に一喜一憂せず、ゆっくりと習慣化していきながら取り入れてみてください。
そこで、健康な状態とは、どういう状態を指すかですが、
質のよい血液が身体を構成する細胞の隅々までめぐることです。
身体に十分な酸素や栄養が行き渡れば、すべての臓器の機能が良くなるからです。
例えば、
便秘の方は質の悪い血液を身体に行き渡らせる可能性がありますので、
便秘の治療(食生活の改善、お腹のマッサージなど)から始める。
足がむくむ方は、ふくらはぎの筋力が衰えている可能性が高いので、
血液が身体全体に循環しづらくなります。
生活習慣の見直しやふくらはぎの運動などを取り入れてみることから始める。
色々な健康法がありますが、まず、ご自身の身体をよく観察したり、
触ったりして、感じてみるようにしてください。
今の自分の身体はどういう状態なのかが分かるようになると、
自分の身体に必要な健康法が見つけやすくなります。
身体をいたわるためにも、手当たり次第にいろんなことを試すのではなく、
効率的に良いことを取り入れていきましょう。