スタッフ ブログ

腸内細菌学!

明日は日曜、明後日は祝日のため、家族治療院は休診です。

新天皇陛下即位のお祝いのため、10/22(火)は、祝日です。
家族治療院は、祝日を定休日にしていますので、10/22(火)は、休診です。

[家族治療院、TEL(084)959-2022 FAX(084)924-2340]
[営業(受付)時間は、午前9:00-12:00、午後3:00-8:00(最終受付は午後7:30)]

[患者様の安全を保つため、駐車場と駐輪場は、分けて設置してます]

[駐車場は建物の後ろに4台分、駐輪場は建物の前に数台分確保しています]

[通院カルテは、コンピューター管理しているので、すぐに取り出し対応できます]

[患者様ごとに、シーツやリネンを交換し、衛生的な環境を保持しています]

[個室で患者様の治療を行い、問診も個室で行っているので、プライバシーが守られます]

[父さんの健康保険OK整骨は、来院された順で受付しているので、予約は不要です]

[父さんの健康保険OK整骨は、問診→電気治療→手技でのマッサージの順でしています]
[東洋医学一筋25年以上の院長は、鍼、お灸だけでなく、矯正も行います]

[母さんのリフレパシー整体は、前日までの予約をお願いしています]

[母さんのリフレパシー整体は、着替え→問診→炭酸足湯→手技での全身マッサージ
→アフタードリンクの順です]

[リフレパシー整体では、トリガーポイントと経絡の考えを取り入れ施術してます]
[摘まみ離す、押し離す手技で全身に響かせ、血流の改善を促し、痛みやシビレなどの
症状を軽減していきます]

 

腸内細菌学の開拓者で研究者第一人者、60年間第一線で研究されていたそうで、
現在89歳になる光岡知足博士は、日本の農学博士・微生物学者です。

経歴には、理化学研究所、東京大学教授、日本獣医畜産大学教授、日本ビフィズス菌
センター理事長等を経て、現在、東京大学名誉教授を務めているとありました。

世界に先駆けて樹立した腸内細菌学の権威である光岡知足博士は、腸内フローラと
宿主とのかかわりを提唱し、腸内環境のバランスが崩れると病気や老化症状に直結すると言われています。

また、光岡博士は、「善玉菌」「悪玉菌」の名付け親として知られていていますが、
バイオジェニックスという言葉を用いて、「腸内の免疫を刺激するなどして、
体全体に作用することで生活習慣病や老化を防止する成分」を摂取する必要があると
長年にわたり提案されています。

光岡博士が書かれた本やたくさんのインタビューで繰り返し言われていることは、
生きた菌、死んだ菌のどちらを摂取してもいい(=バイオジェニックス理論)、
菌の数が多ければ、腸内環境を整え健康効果がでると。

なので、乳酸菌やビフィズス菌の餌になる食材、例、食物繊維が豊富に含まれる野菜、
オリゴ糖やオリゴ糖をを含む食材を食べるなどを薦められています。

フラクトオリゴ糖(原料-ショ糖)は、ビフィズス菌の増殖活性に優れていることが、
光岡知足博士により確認されたことから。

腸にガスではなくカス(腸で消化されにくい食物繊維や糖など)が溜まる食材を選んで
食べると、カスが腸内の善玉菌の餌になるため、善玉菌のみが増殖されるのと、
腸の蠕動運動を助けるので、通じがよくなり、腸内腐敗を防げると言います。

さらに、腸が健康かどうかわかる「1キロ快便法」というのが、光岡知足博士の本
「老化は腸で止められた」に載っていました。

パプアニューギニアの高地民族が、1日当たり1㎏近くの排便をするそうです。
彼らの主食は、サツマイモ、タロイモなどのイモ類で、煮るか焼くかして1日2回、
計1kg以上の量を食べ、野菜類は、キュウリ、トマト、タマネギなどと、少量の豆類、
肉は特別なときのみという食事内容で生活しているそうです。
(豚を各家庭で飼っていて、豚は貴重な財産なので)

日本人も試しに高地民族と同じような食事にしたら、1kg出る排便に変わったと。

なので、博士提案の1キロ快便法は、金曜の昼食と夜食にふかしたサツマイモ500g
(約1個半)ずつにキュウリ、トマト、タマネギなどの野菜を少し食べ、日曜の朝に
1kgの便が出るのを見ると言うもの。

普段通りに100-300gほどの便で、腸内スッキリといかなければ、腸年齢が高いと
判断すると記載されていました。

日常的に野菜を多く食べたうえで、腸の反応(便)を診て、食物繊維をサプリメントで
補充するのでもいいそうです。

自分の腸に合うものを取り、時には好きなものを好きなように食べながら、ストレスの
軽減に努め、また健康食に戻るという、繰り返しがいいと言われてました。

博士曰く、ビフィズス菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌の割合を20%程度に保てば、
健康を維持できるので、食事や運動、自分を深く見つめ心を浄化する時間を持ち、
ストレスをコントロールすることが大事だと。

以下は、光岡知足博士のインタビューです。参考まで。

https://koei-science.com/media-clips/interview/mitsuoka2017/

https://www.bio-anthropos.com/mitsuoka-interview2/

光岡知足博士は、インタビューでも自身の食事内容(ヨーグルトにサイリウム[天然の
食物繊維]を入れて食べる)を紹介されていました。

しかし、博士は、栄養価を考えることも大事ですが、腸の反応を無視していては
せっかくの栄養が健康を妨げる要因になりかねませんと言われます。

そのため、肉を食べた後に排出される便をよく観察することが大切だとも。

匂い、色、形などの変化で腸内環境の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れているかどうかを判断することになるので。

何か一つの食材だけを食べ続ける健康法やスタミナ不足時に肉を食べたがる傾向が
日本人にあるようですが、1つだけしたら腸内環境がよくなるということはないと
博士は言われています。

わたしはバランスという言葉を使うのが苦手なので、その人に合うというか、腸内の
善玉菌(20%)と悪玉菌(10%)、日和見菌(70%)の割合を保つように、善玉菌の餌になる
食材、善玉菌を増殖し活発にさせるような生活、食材は多種多様なものを取ること
睡眠や仕事などのストレスをコントロールしたりすることが大切だと感じました。

光岡知足博士も、これだけすれば健康になるという方法はないと言われています。

自分に合うかどうか、試してみないと分からないという不安があると思いますが、
同じ人はいない、自分が誰かのコピーでなくオリジナルである証拠だと思えば、
試してみる気になるのでは?

腸内細菌学、これからも注目される分野だと思います。

知らないことを知る楽しみにワクワクする、おすすめです!